日々雑記

ひろくてふかことあさくてせまことおもいだすことまいにちかくこと

十五夜月を見たか

午後7時ちょうどです。今夜は久しぶりに暑くて、窓を開けても風がありません。空には綺麗な月が浮かんでいるのが見えます。今日はお月見だそうですが、我が家ではお団子もススキもなし。しかし、寝る前に子供たちにも声をかけて、一緒に眺めてみましょうか。先ごろ県の緊急事態宣言がようやく解除されて、様々な制限が緩和。よって、明日から子供たちの小学校と幼稚園が再開されます。長かったぜ夏休み。苦しかったぜ自宅学習。なぜかしばらくは給食じゃなくて弁当を持たせなきゃならないのが玉に瑕だけれど、とりあえず学校に行ってくれるだけでもありがたく、嬉しいです。さてさて、ということで、明日からはまた新しい(なつかしい?)生活習慣に突入するわけです。今日も早く寝たいと思います。

森博嗣の2004年出版の文庫本『墜ちていく僕たち Falling Ropewalkers』(集英社文庫)を読みました。再読か再々読か、それ以上かは不確かですが、とにかく好きな作品。登場人物たちの、自らの急転直下な変化に驚きながら、独特のセンスで、夢のような現実を受け入れていく姿勢が時に愛おしく時に切なく不思議にシンパシィなのです。金子國義さんのカバーイラストもカッコいいですし、佐藤江梨子さんの解説も好きです。